Before
「娘が、孫娘の七五三に私も一緒に着物を着てみたいと言うので、何十年もしまい込んでいた、私が三十代で着ていた付下げを、数十年ぶりにタンスから出してみたらビックリ仰天しました。」と六十代の Y・K様
「最後に着た後、クリーニングに出してしまっていたので、まさかこんなにシミになっているとは思わなかった。」とご来店いただきました。
クリーニングに出してあるからと安心してしまい込むと、湿気でカビが発生してシミの原因となります。
After
今回の作業工程と致しまして、数十年タンスにしまい込んでいたカビが原因なので、京洗いで全体をよく洗ってカビを取り除き、京洗いで取り除けなかったシミは、別途シミ抜きをして元の状態にします。
以上の工程で、着物が昔のようにきれいになります。
まとめ
お手入れしてきれいになっても、着物は湿気が大の苦手なので、年に一度でいいので室内で虫干しをして、湿気を飛ばすことを忘れずにしてくださいね。
虫干し=着物を湿気から守り、着用時に気付かなかった、シミや傷みの発見にもなります。
当店に興味をお持ちになった方、当店にお問い合わせください。