叔母さまの着物をご自分の好きな色に染めかえる

 

 

 

海外に行くことが多かった叔母さまが、着用していた着物を譲られたとお持ちになり、「私、50過ぎ過ぎているんですが、この着物着れますよね」と言うなので、ちょっと派手ですが、4、5年なら着てもいいかなぁーと思いますが、寸法が合っていないので、この先二十年ぐらい着るように、この上からシックな色を一色描けてご自分の寸法で仕立てすれば、着るようになりますよとご提案いたしました。

濃い色に染めると、金色の柄(模様)しか残らないですよとお話ししましたが、お客様から柄は残らなくてもいいから、私が好きな茄子紺色で染めたいくださいということで、お受けしました。

※一色描けて(ひといろかけて)=ほどいて反物にして、その上から一色染める方法です。