アンティーク着物 大正・昭和初期

 

 

 

祖母の着物の中から面白い柄の着物があったので、着てみたいなぁと思いましたが、私には小さそうな気がしたので、着れるようになりますかとご相談にご来店いただきました。

見るからにアンティークな着物で、柄を見て柳に蛙に烏帽子をかぶった人、何か見たような気がしてアッ!そうだ、花札の雨の札に似ていると思いました。

いつ頃の年代かはわかりませんが、昭和初期頃の紗紬ではないかと思います。

あまりにも変わった柄なので、いつ頃からこの着物がありましたかと、いろいろ気になってお話しをお聞きしましたがよくわからないとゆう事で、本題に戻りました。

この着物がお客様に着れるようになるのか、仕立て直しが出来るかなど見ましたが、目立つほどのシミや汚れもないのですが、何十年もの歳月がたっているので、全体的に縮んでいて縫い込みもなく生地も弱っているので、手をかけない方がいいですよとお話ししました。

「大変残念ですが、お話をお聞きしてだいぶ古い着物なんだと分かっだけでも、よかったです」と納得していただきました。