アンティーク羽織 仕立て直し 替える

       Before  

          After

タンスの中を整理していたら、「祖母が着ていたと思う羽織が出てきたので、色・柄(模様)がきれいなので着てみたいのですが、私が着てもおかしくないですか?」とご相談の来られた60代のM・K様。

時代的には昭和初期の羽織で、おばあちゃんが20代のころ誂えた多と思われます。

羽織として着ていただくには、派手なので目引き染めして、渋い色を一色描け(ひといろかけ)てもよろしいかもしれませんが、M・K様は織物の着物を好んで着ていらっしゃるので、この羽織をモダンでお洒落な一点物の長襦袢に仕立て替えることを、ご提案させていただきました。 

※目引き染(めひきそめ)=派手な着物を渋くすることで、着物を長く着用できることです。地色や柄(模様))が派手になったな…と思ったら、全体に渋い色を一色描けることで、地色や柄(模様)の派手さが気にならなくなります。