アンティーク振袖

 

 

 

七五三の七歳祝い着を誂えていただいたお客様が、「嘉洛さんで、七五三の着物をお願いしてから早いもので、娘が二十歳になるので振袖を見せてほしい」とご来店くださいました。

七五三の着物の時はいろいろと変更しまして申し訳ありませんでした。

嘉洛さんのオリジナル色無地比翼付き、ふき綿仕立てにしてよかったです。

おかげさまで知り合いの人たちからも、見たことない変わった着物で可愛いと、評判も良かったです。

振袖ですが、その時見せていただいた店長さんのコレクションだと言っていた、アンティークの振袖が目に焼き付いていて、娘の成人式に着せたいと思っています。

ぜひアンティークの振袖を譲っていただきたと言われるので、仕立て上がっているので、寸法が合えばお譲りしますので娘さんと一緒にご来店くださいと言いました。

後日娘さんと一緒にご来店いただいて着付けしましたら、寸法は誂えたようにぴったり合ったので、お譲りすることにしました。

振袖と帯は、大正から昭和初期の時代ではないかと思われ、振袖の柄は手刺繡で、とても豪華で優雅柄に作られていて、五つ紋が入っていて、比翼付きで裾にふき綿が入っています。

着物に合うように手刺繍の半襟を付けて豪華にして、半衿の色に合わせて丸ぐけ帯締め、絞りの帯揚げ、バックは網代編みの巾着バックに、畳表の下駄を合わせてアンティーク調にコーディネートしました。

とってもよくお似合いで、モデルさんが着ているような雰囲気で、可愛く着ていただいて譲ってよかったと嬉しく思います。

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